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世界のクレイジーすぎる年越し文化7選 お皿を叩き割るのが愛情表現!?

世界のクレイジーすぎる年越し文化7選 

お皿を叩き割るのが愛情表現!?



1. はじめに:静かな日本の年越し、世界ではどう過ごしている?

毎年、除夜の鐘を聞くたびに「ああ、日本人でよかった」と静かな感慨にふける私ですが、世界中の年越しを知るたびに「なんて勿体ないことをしていたんだ!」と叫びたくなります。

私たちの多くが家族とこたつを囲み、厳かに新年を迎える裏で、世界では友人宅のドアにお皿を叩きつけたり、年が明けた瞬間に空のスーツケースを持って全力疾走したりと、想像をはるかに超えるユニークでパワフルな風習が繰り広げられているのです。

今回は、そんな世界の面白くて少しクレイジーな年越しの文化を厳選して7つ、旅するようにお届けします。

2. 【デンマーク】友情の証は割れたお皿の数? 豪快すぎる年越し

友情の証は、割れた皿の多さ

デンマークには、世界でもトップクラスに豪快な年越しの風習があります。それは、一年間使わずにためておいたお皿やカップなどの食器を、大晦日の夜に親しい友人や隣人の家のドアめがけて思いっきり投げつけて割る、というもの。

もちろん、これは嫌がらせではありません。玄関の前に割れたお皿の破片が多ければ多いほど、「自分には友人がたくさんいる」「多くの人に愛されている」証となり、新年の幸運を呼び込むと信じられているのです。物理的に「友情の証」を可視化するという、非常に情熱的でコミュニティを重んじる文化の表れと言えるでしょう。壊れた皿の山が、翌朝には温かい人間関係の証明になるなんて、素敵だと思いませんか?ちなみに、年明けの瞬間には「椅子の上からジャンプする」という習慣もあり、古い年から新しい年へ元気に飛び移るそうです。

この豪快なデンマークとは打って変わって、スペインでは食に関する少し変わったチャレンジが行われます。

3. 【スペイン】鐘の音はゴング! 12粒のぶどう早食いチャレンジ

鐘の音は早食い競争のゴング!

スペインの年越しは、まるでスポーツ競技のよう。マドリードの広場から鳴り響く12回の鐘の音に合わせて、12粒のぶどうを1粒ずつ食べていくという国民的な伝統があります。

鐘が1回鳴るごとに1粒。これが想像以上に難しく、鐘の間隔が短いため、多くの人が口の中をぶどうでパンパンにしながら、窒息しそうになって新年を迎えるのだとか。このチャレンジに見事成功すれば、その先の12ヶ月間、幸運に恵まれるという願掛けです。このハラハラドキドキの瞬間を国中で共有することが、国民的な一体感を生む、ちょっとした試練なのかもしれませんね。

スペインが口の中での戦いなら、お次は全身を使ったダイナミックな儀式です。

4. 【コロンビア】来年こそは海外へ! 空のスーツケースで全力疾走

来年の旅を願って、スーツケースと全力疾走

旅行好きにはたまらない、ユニークな儀式がコロンビアにあります。年が明けて新年になった瞬間、人々は空っぽのスーツケースを手に、家の周りや近所を全力で走り回るのです。

この行動には、「新しい年に、たくさん旅行ができますように」という切実な願いが込められています。しかも、「必死に走れば走るほど、より遠くへ旅行できる」と信じられているため、皆真剣そのもの。これは単なるおまじないではなく、来年への希望や夢を体全体で表現する、エネルギッシュな決意表明のようにも見えますね。

体を使った願い事もあれば、身につけるもので運気を変えようという風習もあります。

5. 【イタリア・南米】運気はパンツの色で決める!

新年の運気は、パンツの色で決める

イタリアやメキシコなどの南米諸国では、大晦日に履く下着の色が新年の運勢を左右すると信じられています。そのため、年末の下着売り場は特定の色を求める人々で大いに賑わいます。

  • イタリア: 赤色の下着を身につけます。赤は情熱と幸運を象徴し、特に恋愛運アップに効果があるとされています。
  • 南米: 求める運気によって色を選びます。一番人気は金運アップの黄色。恋愛運なら赤色、平和な一年を願うなら白色です。

面白いことに、この開運下着は「自分で買うよりも、人からプレゼントされた新品を履くのが最も効果的」と言われています。一年の願いをこんなにもカラフルで、少しだけ秘密めいた方法で表現するなんて、なんともお洒落ですね。

6. 【フィリピン】とにかく丸いものを集める! 水玉模様で金運アップ

富の象徴「丸いもの」をとにかく集める!

フィリピンでは、「丸い形」がコインやお⾦を連想させることから、富と繁栄をもたらす縁起の良いシンボルとされています。その徹底ぶりは目を見張るものがあります。

晦日には、多くの人々が子どもから大人まで、全身を大小さまざまな水玉模様(ドット柄)の服でコーディネート。さらに食卓には、オレンジやブドウ、スイカなど、12種類の丸いフルーツを並べて富を願い、新年を迎えるのが習わしです。一つのシンボルにここまで徹底して願いを込める文化、そのエネルギーには圧倒されます。

フィリピンが「形」にこだわる一方、イギリスでは「音」、それも私たち日本人にはお馴染みのあのメロディーが、全く違う意味で使われているんです。

7. 【イギリス】「蛍の光」は別れの曲じゃなかった!

蛍の光」は、別れではなく始まりの歌

日本では卒業式やデパートの閉店間際に流れ、「別れの曲」のイメージが強い「蛍の光」。少し物悲しいメロディーが印象的ですが、その本場イギリスでは全く逆の意味合いで歌われています。

この曲の原曲は、スコットランド民謡の「オールド・ラング・サイン(Auld Lang Syne)」。イギリスでは、**「年明けにみんなで手をつないで歌う喜びの歌」**として、新年のお祝いに欠かせない一曲なのです。同じ曲でも、文化が違うだけでその解釈や使われ方が180度変わるというのは、異文化理解の面白さが凝縮された素晴らしい例ですね。

8. おわりに:あなたなら、どの年越しを試してみたい?

お皿を割り、ぶどうにむせ、スーツケースと走る。騒音や破壊が友情の証になったり、下着の色が一年を占ったり。世界の年越しは、その土地の人々が何を大切にし、何を願うのかを映し出す鏡のようです。

こうして見ると、「除夜の鐘を聞きながらこたつでみかん」という日本の年越しが、いかに平和で安全かよく分かりますね。静寂の中に精神性を見出す日本も、エネルギッシュな行動で未来を掴もうとする世界も、どちらも素晴らしい文化です。

もし今年、いつもと違う海外風の年越しを試してみるとしたら、あなたはどれを選びますか?